【メカエンジニアの転職】おすすめの転職活動の流れと必要な作業 -準備から入社まで実体験も含め解説- 後編

転職

前編の振り返り

  • Phase1: 自分の気持ちと仕事の整理整頓をする
  • Phase2: 転職市場における自分のスキルを把握をする
  • Phase3: 転職市場にアクセスする
  • Phase4: 入社する

前編では、転職市場にアクセスするまでに必要な作業をPhase1、2としてお話しました。

小休止をして心と体の準備はできましたか?残るは、転職市場に飛び込むのみです!後編では、転職活動をPhase3、入社をPhase4としてお話します。

  • Phase1:転職の心構え
    • 「気持ち」と「仕事」の整理整頓
    • 生活防衛資金の確保と資産運用の開始※始めていなければ
    • おすすめの本を読む
  • Phase2:転職の準備
    • スキルの洗い出し
    • モチベーショングラフからスキルの洗い出し
    • ポジションの決定
  • Phase3:転職活動
    • 転職サイト・転職エージェント登録
    • エージェントへの接触
    • テンプレ書類作成
    • 応募
    • 面接
  • Phase4 : 入社
    • iDecoや企業年金の手続き

Phase3: 転職活動

Phase3は、これまで準備した資料を活用しながら、ご自身のプロフィール等を転職サイトに登録し、転職業界にアプローチするフェーズです。

転職サイト・転職エージェント登録

転職サイトについて

みなさん、転職サイトと転職エージェントの違いは分かりますか?両者ともにサービス名称で

  • 転職サイト:総合的な求人情報を提供するサービス
  • 転職エージェント:求職者と企業をマッチングするサービス

上記サービス内容となっています。

現在、主流のサービスは、転職サイトに転職エージェントが含まれたものがほとんどです。頻繁にCMが流れているリクナビNext、ビズリーチ、doda、enも同様のサービスです。

ビズヤスの場合、メカエンジニア自体の年収クラスは低い方かと思いますが、ハイクラス転職で有名なビズリーチと、30歳以上ターゲットのenミドルの転職を利用していました。

  • ビズリーチ
    • 転職サイト(ビズリーチ)からのオファーは非常に少ない
    • エージェントからのオファーは少ない
    • エージェントランクがあり、良いエージェントが多い印象
  • en
    • 転職サイト(en)からのオファーは多い。
    • エージェントからのオファーは多い。
    • 良いエージェントが少ない印象。

ビズヤスの印象は上記のとおりです。

上記からも分かるように、転職サイトは、ハイクラス転職、ミドル転職などの特徴で他社と差別化しています。また、わたしたち転職者へのアプローチ方法が異なります

業界、職種、就業条件に拘らず幅広く転職活動したい方、就業条件を絞り厳選して転職活動したい方、転職活動のスタイルは人それぞれだと思います。ご自身にマッチする転職サイトを選ぶことが重要です。

ちなみに、ビズヤスは業界に拘らず、就業条件を厳選して転職活動するスタイルでした。ビズリーチ経由のエージェントのオファーで転職しました。

転職エージェントについて

転職エージェントは、求職者と企業をマッチングするサービスです。人材業界界隈では、このサービス上で転職者を担当する方を、一般的にアドバイザーやコンサルタント、ただ単に担当者と呼ぶようです。「転職サイト・転職エージェントのアドバイザーが、わたしたち転職者をサポートする」サービス形態ということです。

ですが、今さらアドバイザーと呼ぶのも分かりにくいと思いますので、”エージェント”として本投稿では取り扱うことにしています。

さて、このエージェントですが、

人材紹介会社に所属するエージェント、個人エージェント(あまり見ませんが)など、所属する会社、会社規模、サポート方法、得意とする業界などが異なるエージェントがいます。また、エージェントの中には、転職させることのみを優先し、結果的に転職希望者に大きな不利益を与えるエージェントもいます

アプローチしてきたエージェントが、自分と言う商品を正しく売ってくれる、信頼できるエージェントかなのか、“エージェント”が自分の望む転職にマッチするか見定めてください

転職サイトのプラットフォームよりエージェントから連絡→返信→・・・となるため、コミュニケーションし、信頼できそうなのかマッチしそうなのか判断しましょう。

エージェントのメリット・デメリット

エージェントを利用した転職活動には、メリット・デメリットがあります。

・自分の想定していない業界や企業の紹介がある
・書類提出やアポイント、スケジュール調整をすべて肩代わりしてくれる
・テンプレート書類を貰える
・エージェントの足切りが推薦状代わりになる※実績のあるエージェントの場合

・採用コストが高くなるため、直接応募より不利になる

メリットは、大きな転職サポートがあることです。本業の傍ら転職活動を行う人にとって時間の確保自体が難しいです。時間と精神的余裕が得られるメリットは非常に大きいです。

デメリットは、選考が不利になることです。エージェントは採用報酬として採用時年収の30%を受け取るため採用ハードルが上がります。なんとも大きな金額ですね・・・

メリット・デメリットはありますが、ビズヤスの過去の経験から見て、デメリットよりメリットが上回っていると実感しています。ビズヤスが今後、転職する場合にもエージェントを活用すると思います。

メリット・デメリット、転職サイト情報についてはセオリーズ株式会社の情報が参考になります。「THEORIES 転職」でググると出てきますので検索してみてください。エージェントを使わない方法も掲載してあり役立つと思います。以下、記事の引用です

転職エージェントは、転職終盤となると「連絡代行」以上の付加価値がほぼなく、採用報酬の分だけ不利になるので、本命企業は直接応募することをお勧めします。

本稿を作成中に削除されたようです・・・エージェント側に不利な情報も掲載されていた気がしますので、削除されたのかもしれませんね・・・

ビズヤスが頭の隅に留めておいた方が良いと思ったことをまとめておきます

  • エージェント経由での優遇はほぼ無い
  • 採用時年収の30%程度をエージェントに支払うため、エージェント経由の就職希望者は、同条件の直接就職希望者に比べ不利になる
  • 転職終盤となると「連絡代行」以上の付加価値はほぼ無い

登録

転職サイト・転職エージェントでは、自己紹介、自己PR、希望する業界や業種などを登録することでアカウントを作成します。

この情報を元に、エージェントが転職希望者にアプローチしてくるため、前編で作成した資料を参考に作成しましょう!

エージェントへの接触

転職サイトのプラットフォームに、ご自身の情報を登録すると、エージェントからのアプローチが始まります。

以降は、各エージェントと転職希望者間で直接やりとりが始まります。

テンプレ書類作成

自己PRや履歴書、指南書?など、エージェントよりテンプレート書類を貰えます。これも、前編で作成した自身の資料をアレンジするだけです!

応募

エージェントの持つリストから、ご自身の希望条件にマッチする企業に応募してみましょう。ただし、小休止でお話したとおり、以降は後戻りすることが難しくなります。

少し、一呼吸おいてから応募することをおすすめします

と言うのも、複数企業を同時に応募することを勧められ、スケジュールが過密になるためです。

エージェントとしては、成功率を上げたいのだと思います。

  • 短期で商品(わたしたちのことです)を売りさばきたい
  • 長期サポートしたくない
  • 実績数を稼ぎたい

など、商売ですからあるのでしょう。これがあからさまなエージェントにもお会いしたことがありますが腹立たしい限りでした。

ですが、

・転職モチベーションの持続
・内定をキープできる
・面接の経験数を稼げる

など、得られるメリットも大きいです。

合わないエージェントにお付き合いする必要は全くないですが、きちんと商売してくれるエージェントは、精神的にも体力的にも心強い味方になります

お互い商売なのですから、真摯に取引しましょう!

面接

自分を正しく把握し、最新の転職市場を正しく把握できれば、残るは、自分が就職を希望する企業に貢献できることをアピールするだけです。

Phase4: 入社

みなさま、お疲れ様です。ここからはおまけです。

ビズヤスは、転職をきっかけに価値観など大きく変わりました。”あの時こんな情報を知っていれば…”と思うことも多くあります。そんな個人的な「あの時知っていたかった情報」を訪問者のみなさまにお話ししたかった次第です。

読まれる方が多くいらっしゃいましたら、加筆修正もしようかなと思います。

長々と書いてしまいましたが、読まれた方が幸せになれますように!

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